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結婚指輪の正しい選び方とは

“結婚指輪は2人の門出の記念”というだけでなく、この先ずっと肌身離さず身につける、いわゆるあなたの一部になるものです。ですから、慎重に、後悔しないものを選ぶ必要があります。
そこで、ここでは結婚指輪の正しい選び方について紹介していきます。

結婚指輪はプライスレス、婚約指輪との違いとは?

結婚指輪(マリッジリング)と婚約指輪(エンゲージリング)の違いはご存知でしょうか。はっきりとした違いが分からないという方も多いかもしれません。

以前、「婚約指輪はお給料の3ヵ月」、「結婚指輪はお給料の1ヵ月分」ということが言われていたことがありました。

婚約指輪とは、婚約した記念に男性が女性へ贈るプレゼントです。男性は、サプライズなどの演出で婚約指輪を渡し、女性を喜ばせるのが日本でもおなじみの光景になってきました。
定番のダイヤや女性の誕生石などをあしらったデザインが多く、特別な日にはめる、高価で豪華な指輪です。

一方の結婚指輪は、結婚したという証のペアリングのことです。ペアリングとは男性、女性2人お揃いの指輪のことです。結婚指輪には「永遠の愛を誓い合う」という意味が込められていています。
また、周りの人に既婚者ということを示す役割もあります。日常生活においてもつけたまま過ごすことが多いので、邪魔にならず、シンプルでなじみやすいデザインの指輪が一般的です。
2人の想いが込められた指輪には、お金では買えない特別な価値のある指輪という厳かな印象があります。

結婚指輪の3つの選び方

ここでは、結婚指輪の選び方を3つ紹介していきます。それぞれ、メリットとデメリットおよび相場の費用をご紹介していきます。あなたはどのスタイルで選びますか?

1.憧れのブランドを選ぶ

憧れのブランドや欲しい指輪が決まっている方はこのスタイル。
いくつかのブランドを見比べたい場合などは、詳しく商品の説明を聞くことができるので、あらかじめ店舗に予約をとっておくとよいでしょう。

■メリット
・店舗で実物を見て検討することができる。
・憧れのブランド品を持つことができる。
■デメリット
・オリジナリティに乏しい。
・どのブランドも流行などがあり、似たようなデザインのものが多い。
相場の費用は、ブランドによって大きく差がありますが、ペアで25万円ぐらいからです。

2.セミオーダーやフルオーダーをする

指輪を製造しているブライダルリング専門店で、要望を伝え、オリジナルリングを作ってもらう方法。選択肢を絞って選びやすいようにしたセミオーダーもあります。

■メリット
・一般では売っていない、オリジナリティのある指輪が作れる。
・価格帯も幅があり予算に合った指輪を作ることができる。
・保障やメンテナンスがしっかりしているところが多い。
■デメリット
・セミオーダーの場合には選択肢が限られる。
・納期に時間がかかる。
それぞれのお店、または選択する素材やデザインによって様々ですが、安いものだと10万円ぐらいからあるようです。一般的な相場の費用は、おおよそペアで22万円ぐらいからです。

3.自分たちでハンドメイドする

指輪づくりの工房でハンドメイドする方法です。実際にガスバーナーで溶接をしたり、やっとこで金属を曲げたり、ハンマーでたたいて形を整えたり、やすりで研磨したり……。
スタッフに作り方のレクチャーを受けながら自分たちの手で結婚指輪を制作します。相手のことを思って一緒に制作する時間は、他では味わえない素晴らしい体験となるでしょう。

■メリット
・一緒に指輪を作るという体験が、忘れられない想い出になる
・どこにもない、自分たちだけのオリジナルの指輪が作れる
・費用がリーズナブル
■デメリット
・クラフトが苦手だと心配
・完成形がわからない
価格は、金の相場価格やデザインで変動することがありますが、おおよその費用はペアで8万円~10万円とリーズナブルなところも多いようです。

いかがでしたでしょうか、結婚指輪はシンプルでなじみやすいものを選ぶことが基本です。結婚指輪を選ぶときは、一方通行にならず、2人で話し合って決めると後悔がなくてよいでしょう。
2人のスタイルにあった結婚指輪を選んでみてください。