最近人気を集めているのが、家族や親族といった身内のみでおこなう少人数の結婚式。親族のみの結婚式にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
また、成功させるためにはどのような点に注意すればよいのでしょうか。ここで紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
■メリット1：お金があまりかからない
少人数で結婚式をおこなう最大の魅力は費用を抑えることができること。たくさんのゲストを招待しておこなう一般的な結婚式であれば、300万円以上かかることも珍しくありません。
一方、親族のみの結婚式の場合には100万円以下に抑えることが可能です。
さらに結婚式のセレモニーだけをおこなう挙式のみであれば10万円以下に抑えることができる場合だってあるのです。
結婚式にかかる費用を安く抑えられれば、その後の新婚生活資金や新婚旅行の予算にあてることもできるでしょう。
■メリット2：アットホームな結婚式になる
親族のほかに友人や会社関係者などをたくさん招待しておこなう華やかな結婚式は確かに魅力的。
しかし、親族のみでおこなうアットホームな結婚式も温かみがあって素敵ですよ。
リラックスした雰囲気で進行するので、「人前に出るのが苦手……」という方にもおすすめ。
周りには小さなときから知っている方ばかり。のびのびと結婚式を挙げることができます。
■メリット3：準備期間が短くて済む
100名以上のゲストを招待して結婚式をおこなう場合、1年近くの準備期間が必要になるケースも珍しくありません。
しかし、親族のみの結婚式であれば準備期間が少なくて済みます。
もちろん、どのような結婚式にするかにもよるので一概にはいえませんが、1ヶ月で準備をおこなったというカップルもいます。
忙しい2人にはうれしいメリットですよね。
それでは少人数でおこなう結婚式の流れについて見ていきましょう。ここでは、ホテルで挙式、披露宴を兼ねた食事会をおこなった場合を例に挙げて説明します。
まず新郎、新婦ともに衣装を着用し、挙式をおこないます。その後、お色直しをしてからホテルのレストランで披露宴を兼ねた食事会をおこないます。
親族の代表挨拶や新郎新婦の挨拶はありますが、特に余興などはありません。新郎新婦の両親に対して花束贈呈がおこなわれたら食事会は終了です。
親族だけの結婚式を成功させるために覚えておきたいポイントを紹介します。まず何よりも大事なのは、広すぎる会場を選ばないということです。
少人数結婚式の魅力はアットホームな雰囲気です。広すぎる会場を選んでしまうと、どうしてもゲストとゲストに距離が生まれてしまいがち。
人数に合わせた会場選びが重要です。また、招待する家族に「少人数結婚式をする」ということは事前に相談しましょう。少人数結婚式が増えてきたのは最近です。
ご両親は「結婚式=大人数でおこなうもの」とイメージしている可能性もありますので、認識のずれを防ぐためにも早めに伝えておくことが大事になります。
いかがでしたでしょうか？メリットが多い少人数結婚式。費用をなるべく抑えたいカップル、アットホームな雰囲気でおこないたいカップル、準備期間を短くしたいカップルには特におすすめです。
なかには「少人数であっても結婚式は考えてない……」というカップルもいるかもしれません。そんな方にはご家族で写真だけでもいかがですか？きっと素敵な思い出になるはずです。
