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結婚式にかかるお金ってどれくらい?

結婚式を挙げることになると気になるのが、その金額。「結婚式っていくらかかるんだろう?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
そんな方のために、ここでは結婚式にかかる費用と内訳、憧れのハワイ挙式にかかる費用について紹介していきます。
結婚式は高額ですので、節約できるところは節約したいですよね。
まずは内訳から見ていきますので、自分たちがどこにこだわりたいのかという観点から節約する項目を考えながら読み進めていってください。

結婚式にかかる費用の内訳は?

まずは、結婚式と披露宴にかかる内訳について項目別に見ていきましょう。ここでは平均的な結婚式で、ゲスト70名のプランを例に挙げています。

飲食費

■料理 単価:1万2,000円 前菜からデザートまでコースになっています。グレードで内容と金額が異なります。また、お子さまには子ども用の食事を用意すれば、費用を節約できます。
とはいえ、勝手に子ども用にしてしまうのはよくありません。基本的にはその子どもの意思を確認しておくようにしましょう。

■飲み物
単価:3,500円
ウェルカムドリンクを用意した場合には別途費用がかかります。

■ウェディングケーキ
単価:1,000円
ウェディングケーキは大きさやデコレーションのこだわりによって値段は異なります。生ケーキは単価1,000円くらいを目安にしましょう。

■サービス料金
10~20%のサービス料金がかかる場合がほとんどです。

会場費・運営費

■会場費・運営費
一式:300万円前後
2次会などがある場合はその費用も見積もりましょう。

■式場使用料金
披露宴会場と一緒のケースがほとんどですが、教会・神前などで式を行う場合は別途費用がかかります。

■介添え人
結婚式の当日に、新郎新婦のサポートをしてくれます。親族や友人にお願いすれば費用は抑えられるでしょう。

■司会者
身内や友だちに頼める人はよいのですが、プロにお願いする場合は4万円前後からです。

また、場を盛り上げてくれる芸能人に依頼する場合は、あまり名前の知られていないお笑い芸人やマジシャンなどでも10万円~。誰もが知っている有名人は60万くらいが相場と言われています。

装花装飾費

装花装飾は主に以下のところに準備します。

【挙式】
■チャペル献花
神前にお供えする花です。
■ゲスト用ベンチ
教会でゲストが座る椅子や、バージンロードの装花です。
■フラワーシャワー
結婚式が終わり、バージンロードを歩く新郎新婦に投げる祝福の花びらです。
■ブーケトス用ブーケ
新婦が後ろ向きになってゲストに投げる演出用のブーケです。

【披露宴】
■ウェルカムスペース
結婚式場に着いたゲストが開場前にくつろぐウェルカムスペースにもお花を飾ることがあります。
■ゲストテーブル
ゲストが座るテーブルにお花を飾ります。
■高砂
新郎新婦が座るメインテーブルですので、華やかにするとよいでしょう。
■ウェディングブーケ
新婦が持つブーケです。
■ブートニア
新郎が左胸のポケットに刺す花です。
以上のようにお花を飾る場所は様々です。これらすべてを飾り付けるとなかなかの費用となります。
どこにこだわりたいかを検討して省けるところは省き、節約しましょう。ちなみに、ブーケは3万円くらいが相場価格になります。

衣装代

■新婦衣装
ドレスや和装、お色直しの回数などによっても変わります。また、ドレスより白無垢や色打掛などの和装の方が高い傾向にあります。
■新郎衣装
タキシードや紋付き袴など新婦と同じように着替える回数によって異なります。
■着付け、メイク
着付けやメイク代も、着替えるとその都度かかる費用になります。

ペーパーアイテム費

ペーパーアイテム費も業者にデザインから印刷まですべて頼むのと、ご自身で材料から制作までやるのとでは異なります。また、封筒代や郵送代(往復)もかかることは念頭に置いておきましょう。
■招待状
■席次表
■メニュー(お品書)
ホテルやレストランで用意してくれるところがほとんどですが、手書きやオリジナルにこだわりたいときは、こちらも準備します。 ■お礼状

撮影費

撮影枚数やポーズショット数、データ納品ファイル数によって異なります。さらに、アルバムにしたりグッズを作ったりムービー編集したりする場合も多いので、その分の見積もりもしておきましょう。
■写真撮影・動画撮影
■アルバム
■動画制作パッケージ
■グッズ制作
写真をお皿やマグカップなどにプリントしてグッズを作成してもらう費用です。

ギフト代

■引き出物
■プチギフト
お見送りのときに1人ひとりに手渡しする用の小さなプレゼントです。

その他の費用

■車代、宿泊代
■お礼代
当日お手伝いを頼んだ方や、遠方から来てくれた方にご用意しておきたい代金です。

家族の援助は?

結婚式にかかる相場としては、ゲスト70名のプランで400万円前後でしょう。
「やっぱり、結婚式はすごくお金がかかるなー」と感じた方もいるかもしれません。
約6割以上のカップルが親の援助を受けているようです。
また、結婚式では、親族の方やゲストからご祝儀をいただくことになります。
つまり、この相場の価格から、いただくご祝儀を引いた金額が実際の負担金額になるというわけです。
ご祝儀の金額は一概には言えませんが、1人平均で3万5,000円くらいだと想定すると、70人規模の結婚式では35,000円×70名=245万円となります。
400万円前後の結婚式費用から245万円を引くと155万円。この155万円前後が実質的な費用です。

ハワイで挙式を挙げた場合の相場費用は?

最後に、憧れのハワイで挙式を挙げたいと思うカップルに向けて、ハワイで挙式を挙げた場合の相場費用をご紹介します。
ハワイの挙式は両家の家族やゲストに数日間の予定を合わせてもらう必要があります。
ですので、そこまで大人数で行うケースは少ないでしょう。ゲスト10名の場合の相場を見ていきましょう。

挙式料100万円前後 + 新郎新婦の旅費100万円前後 + 披露宴・パーティー代35万円前後

これらを足し合わせると、235万円前後となります。
場所にこだわる分、ほかの項目はシンプルにしたり演出もオーソドックスにしたりすることで費用が抑えられます。
ゲストには旅行感覚でハワイの結婚式に来てもらえば、旅費は自己負担にしてもらえる場合も少なくないでしょう。新婚旅行も兼ねることのできるハワイ婚も、選択肢の1つにしてみてはいかがでしょうか。