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結婚式前のマリッジブルー!どう向き合えばいいの?

結婚式が決まってから準備を始めていくと、慣れないことも多く、上手く進まないことに悩んでしますことがあります。それが積もり積もって、「我慢」→「焦り」→「孤独」に変化していくと、パートナーへの不信感がつのり、結婚式がいやになり、婚約破棄という最悪な結末に発展しかねません。そのような事態を引き起こすマリッジブルー。ここでは、マリッジブルーで知っておきたい対処法をお伝えしていきます。

マリッジブルーはどうしてなるの?

結婚式を終えた人におこなった、あるアンケートでは約80%のカップルがマリッジブルーにかかったことがあるという結果がありました。近年では、女性だけではなく、男性もマリッジブルーになるケースが全体の半数ぐらいあるといわれています。女性と男性の場合多少、違うのですが、女性がマリッジブルーになる原因として3つの「不安」があるからだといえます。

1.「社会的な変化による不安」
仕事や家庭において「妻」、「主婦」、「母親」など自分立場が変わることへの不安や焦り。

2.「家族の変化による不安」
家族との関係性に変化が出ることで、「親と離れたくない」という気持ちやパートナーの家族へ「受け入れてもらえるか」というような不安な気持ち。

3.「環境の変化による不安」
引越しなどがある場合、慣れない役所の手続きや新しい環境へ馴染めない戸惑いや不安。結婚によって様々な変化があり、それに順応していこうとする気持ちと、現実とのギャップから、マリッジブルーに陥ってしまうことが多いのです。

こんな症状が出たら危険信号!マリッジブルーの6つの症状とは

1.感情的になる、口調や内容が強くなる
2.パートナーの嫌なところしか目につかなくなる、またはパートナーに関心がなくなる
3.すべてにおいて無気力になり、やる気が起きなくなる
4.他人の幸せと比べるようになる
5.何に対してもイライラする
6.眠れない、食欲が出ない

このような、症状が出たら、「マリッジブルーになっているかもしれない!」と疑ってみてください。

マリッジブルーにならないための対策とは

■自分の症状を自覚する
まずは、自分がマリッジブルーになっているか、それから「我慢」→「焦り」→「孤独」→「パートナーへの不信感」→「結婚式がいやになる」といった気持になっていないか自分自身で確認してみる。

■必要以上に心配しない
結婚式にあたってすべてを完璧に準備をしたいというのは当然のことだと思います。しかし、思い通りにいかない場合や妥協しなくてはいけないことも出てきてしまうでしょう。1つのこだわりだけに固執しないで他の方法ができないか考えてみましょう。

■1人で抱え込まない
1人で抱え込まずに、周囲のひとに相談してみましょう。意外と多くの方があなたと同じ気持ち経験されていることなので、的確なアドバイスもらえるかもしれません。たいていの場合、時間がたつと「どうしてこんなことで悩んでいたのだろう」と思うほど、とるに足りない悩みだったと思うことの方が多いといいます。結婚している友達や親などに思い切って相談してみましょう。

■メールや手紙で自分の気持ちを伝える
パートナーと生活のすれ違いで、会ってしっかりと話すことができないこともあります。そこで、相手のタイミングで自分の気持ちを伝えられる、メールや手紙にあなたの気持ちをしたためておくことをおすすめします。書いているうちに自分の気持ちが整理され、冷静になって、パートナーのことを思いやれるきっかけにもなるからです。

男もマリッジブルーになるの?

男性も今は50%くらいの方がマリッジブルーで悩んだことがあるといいます。男性のマリッジブルーは以下の4つのケースが原因で陥る場合があります。

1.相手を思いやる気持ちが大きすぎて、自分も一緒に苦しんでしまうケース。
2.彼女が思い描いている結婚式や生活のギャップに不安になるケース。
3.彼女と実家の相性がよくなくて、板挟みになってしまうケース。
4.経済的な不安があるケース

ここではマリッジブルーについて紹介してきました。どんどん悪いように考えてしまう、心の病がマリッジブルーです。自覚しにくい症状ですのでパートナーや周りの人が見守ってあげることも大切です。