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結婚式の招待状ってどうやって作るの?

結婚式の招待状を手作りにしたいと考えている新郎新婦の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、「どうやって作ったらよいの?」と疑問に感じているのではないでしょうか。
そこで、ここでは結婚式の招待状の作り方、それから注意点などについてもご紹介します。

結婚式の招待状の作り方

招待状を作るには大きく2つの方法があります。業者に発注するか自分で作るかです。
業者に頼むと、何より時間の節約になります。デザインもテンプレートの中から選べるものが多くあっという間にできます。
しかし、招待状はゲストに対して最初に行うおもてなしです。感謝の気持ちを込めるには、手作りに勝るものはありませんね。
そこで、より気持ちが伝わるよう、気をつけるポイントをつかんでおきましょう。

準備はいつから始めればいいの?<

準備を始める時期ですが、通常、招待状を郵送するのが結婚式の3ヶ月前です。それに間に合うように逆算してスケジュールを組んでいきましょう。
会社に勤めていると、自由に使える時間は平日の夜や土日だけかもしれません。
自由に使える時間は少ないですし、招待状以外の準備なども同時に行うことになります。
ですので、そういう場合にはおおよそ半年くらい前から準備を始めるのがよいでしょう。

失礼にならないための4つのポイント

手作りの招待状は新郎新婦らしさを出すことができます。
しかし、年配の方を招待する場合には特に失礼にならないよう、しきたりやマナーは押さえておきましょう。
失礼にならないためのポイントを4つにまとめました。

ポイント1:出欠席は事前に確認しておく

招待者には、いきなり招待状を送るのではなく、事前に結婚報告をするようにしましょう。
また、招待者の多くが出席できない日程に重なる場合や、必ず出席してほしい方の予定が合わないということがないように、前もって出欠席を確認しておく方がスムーズに準備が進みます。

ポイント2:招待状に記載する項目

招待状には、以下の項目を漏れなく入れましょう。

■差出日
「2019年3月吉日」といったように、日付には「吉日」と記載しましょう。

■差出人名
差出人は新郎新婦の連名にしましょう。しかし、以前は両家の親の名前で出すことが一般的でしたので、両親の意向も確認してから決めるようにしてください。

■結婚式の日時
開始時間、受付時間などを記載します。

■式場の場所
「式場名」、「住所」、「電話番号」、「最寄り駅」、「アクセス方法」などを書きます。また、結婚式場に言えば、案内地図を用意してくれることがありますので、一度聞いてみるとよいでしょう。

■出欠席返信締切日
郵送してから約1ヶ月が目安となります。

ポイント3:文面やフォントに注意する

招待状の文章には必ず「頭語と結語」と「時候の挨拶」を入れるようにしましょう。
内容に関してもカジュアルにならないように注意が必要です。
また、フォントに色をつけるのは好ましくありません。黒で統一するとよいでしょう。

ポイント4:紙は分厚いものを使用する

招待状にはペラペラの紙は適しません。厚みのある紙を選びましょう。

招待状の封筒に必ず同封するものとは

招待状は以下5つを必ず揃えましょう。

①封筒
②招待状
③出欠席の返信用はがき
④切手
⑤封筒を閉じるためのシールやシーリングスタンプ

それに加えて「式場までの地図・案内図」や「メッセージカード」も同封する場合があります。
メッセージカードは、当日スピーチや写真をお願いしている方に対しての感謝の気持ちを伝えるために同封します。「よろしくお願い申し上げます」と一言添えておくとよいでしょう。

郵送する際に気をつける点とは?

結婚式の招待状はポスト投函をしないようにしましょう。理由は2つあります。

①大きさや形によっては定形郵便で送れないから
②ほかの郵便局物と一緒だと汚れる恐れがあるから

以上、結婚式の招待状を手作りし、送付するまでのポイントを紹介してきました。
これを参考にして、オリジナルの結婚式招待状を届けましょう。