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海外挙式のブレッシングウエディングについて

海外挙式の種類は、「ブレッシングウエディング」と「リーガルウエディング」があります。
ここでは、ブレッシングウエディングについて紹介していきます。海外挙式をおこなう際の参考にしてください。

挙式中のカップル

ブレッシングウエディングとは

ブレッシング(Blessing)には「祝福」という意味があり、ブレッシングウエディングとは、婚姻関係を結んだ新郎新婦が、神様の祝福を受ける挙式スタイルのことです。
ブレッシングウエディングのほかにリーガルウエディングがありますが、大きく異なる点としてブレッシングウエディングの場合には法律による効力はありません。
つまり、ブレッシングウエディング=婚姻ではないというわけです。
こちらのスタイルの場合は、新郎新婦が事前に婚姻していることが挙式の条件となるのです。
また、キリスト教の信者でなくても受けられることが多いという特徴もあります。

ブレッシングウエディングをする際に必要な準備

前述のとおり、ブレッシングウエディングを挙げる条件は、新郎新婦が婚姻関係にあることです。
そこで、婚姻関係にあることを証明するために「戸籍謄本」もしくは「婚姻届の受理証明書」と、「名義変更後のパスポート」が必要になります。
婚姻届を提出すると、新しい戸籍謄本を作成してもらえます。しかし、新しい戸籍謄本ができるまでに時間がかかります。
そこで、その代わりとなるのが、「婚姻届の受理証明書」です。そのどちらかに加えて、パスポートの名義変更をしたものの準備が必要となります。
パスポートの名義変更には約1週間かかりますので、早めに申請しておきましょう。
ブレッシングウエディングをおこなう際の準備について以下にまとめます。

■条件
2人が婚姻関係であること。

■手続き
「戸籍謄本」もしくは「婚姻届の受理証明書」と、「名義変更後のパスポート」が必要。

■注意点
パスポートの名義変更には1週間程度かかるため、余裕をもって準備をすること。

リーガルウエディングとの違いについて

海外挙式におけるスタイルはブレッシングウエディングのほかにリーガルウエディングがあります。
リーガルウエディングは、未婚のまま海外で結婚式をして、帰国後に国内で入籍をするスタイル。
つまり、ブレッシングウエディングでは「国内入籍→海外挙式」という流れになりますが、リーガルウエディングの場合は「未婚→海外挙式→国内で入籍」になるので、結婚式と入籍のタイミングに違いがあります。

以上、ブレッシングウエディングについて見てきました。
リーガルウエディングは手続き、準備が少し大変という特徴があります。
「戸籍にその国で入籍したことを記載してもらいたい」といった特別な希望がないのであれば、ブレッシングウエディングを検討してみてはいかがでしょうか。